ボードゲーム関連の告知、報告、雑記。

2020年12月21日

SPACE PARK ルール抄訳

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SPACE PARK(Keymaster games, 2018)のルール抄訳です。

ベタ打ちテキスト、意訳ありですがご容赦ください。

末尾のソロモードルールは追記予定です。

※ないと思いますが商用利用禁止でお願いします。
※私訳です。ルールの完全性を保証するものではありません。

<以下、抄訳です。>


SPACE PARK


コンポーネント
・大きいスターライトステーション(SLS)タイル 1
・目的地タイル 6
・ロケット 3
・サン クリスタル 24
・ムーン クリスタル 12
・シー クリスタル 12
・偵察ロボ スタンディー 1
・コントローラー 1
・急行パス 10
・探検ポイントトークン 15
・ファーストプレーヤートークン 1
・バッジカード 27

イントロ
・銀河は探検者を求めている!驚くべき目的地へ向かってロケットに乗り、そこにあるものを我々が理解するために必要なエキゾチックなクリスタルを発見しよう。探検者バッジの完成のためにそれらクリスタルを使い、自分が銀河の偉大な探検者であることを証明しよう!

ゲームの概要とゴール
・スペースパークでは、アクションを実行するためにロケットを使って目的を訪問します。目的地を訪問した後、ロケットは時計回りに次の使用可能な目的地に移動します―そして他のプレーヤーに新しい世界とアクションを開放します。
・あなたのゴールは、ゲーム終了時に最も多く探検ポイントを獲得することです。探検ポイントを獲得する主な手段は、クリスタルの採取とそれらを「アウトポスト13」でバッジに変換することです。

セットアップ
・プレイするたびにボードの状態は変化します。まず大きいスターライトステーション(以下、SLS)をテーブルに置きます。他の6枚の目的地タイルを裏向きのままシャッフルし、ランダムにSLSの隣に表向きに並べます。上側に3枚、下側に3枚を並べ、長方形に配置します。目的地タイルのアイコンがボードの外側から読めるような向きに置きます。
・ロケットをスタート時の場所である、コズミックキャニオン、セレスティアルシー、ルナーウッズのタイル上に置きます。
・それから各リソースを、対応するアイコンで示された目的地タイルに置き、共通のサプライとします。
  サンクリスタルはコズミックキャニオンのそばへ
  ムーンクリスタルはルナーウッズのそばへ
  シークリスタルはセレスティアルシーのそばへ
  探検トークンはフュージョンフォールのそばへ
  急行パスとコントローラーはアストラルアーケードのそばへ
  偵察ロボのスタンディーはアストラルアーケードの上へ
・バッジカードの山をシャッフルし、1枚ずつ裏向きのまま、各プレーヤーに配ります。各プレーヤーはそのカードを見ることができます。
・バッジカードの山をSLSの上段に置き、3枚のカードをめくりSLSの左側に置きます。
・各プレーヤーへサンクリスタルを1個ずつ配り、最近星を見つめた人にファーストプレーヤーマーカーを渡します。
・準備は完了です!ファーストプレーヤーマーカーを持つプレーヤーから開始し、終了するまで時計回りに進行します。

手番の進め方
・ボードにあるタイルはすべてが目的地です−SLSも含まれます。手番では、目的地タイルの上にあるロケットの一つを選択し、目的地を訪問します。ロケットは誰か一人のプレーヤーのものではなく、あるプレーヤーが自分の手番で訪問可能な目的地を示しています。
・目的地を訪問した場合、アクションを実行し、そこにあるロケットを、時計回りに、すでにロケットが置かれている目的をスキップして、空いている次の目的地タイルまで移動させます。したがって、一つの目的地タイル上にロケットが2つ以上置かれることはありません。
・それぞれの目的地タイルにおいて異なるアクションを見ていきましょう。
  コズミックキャニオン
   →サンクリスタルを2個得る。
  セレスティアルシー
   →シークリスタルを1個得る。
  ルナーウッズ
   →ムーンクリスタルを1個得る。
  フュージョンフォールズ  
   →サンクリスタル1個を1探検ポイントへ変換する。
  スターライトステーション 
   →バッジカードの山からカード1枚を引く。それを手札に加えるか、SLSの左に公開されたカード1枚と交換して手札に加える。
  アストラルアーケード   
   →コントローラーを得る。偵察ロボを別の目的地タイルへ移動させる。急行パスを1個得る。
  アウトポスト13     
   →クリスタルを返し、手札からバッジを1枚達成する。

・アクションのために要求されるリソースを持っていない場合は、その目的地を訪問することはできません。

ロケットの移動と手番の進行の例
・黄色の矢印は、ボード上をロケットがどのように移動するかを示しています。
・まず、あなたの手番ではルナーウッズ、セレスティアルシー、コズミックキャニオンが利用可能です(ロケットが乗っています。)。
・あなたはセレスティアルシーを選択しました。あなたはその場所のアクション、つまりシークリスタル1個を得るアクションを行い、そのクリスタルをあなたの目の前に置きます。
・それからそのロケットはコズミックキャニオンへ向かいますが、そこには別のロケットが置かれています。そのためロケットは、そこをスキップし、時計回りに次に空いている目的地であるアウトポスト13へ着地します。この移動は白い矢印で示されています。
・次のプレーヤーの手番、つまりアウトポスト13、ルナーウッズ、コズミックキャニオンを訪問可能な手番へとゲームは続きます。

急行旅行
・手番で目的地を選択する前に、急行パスを使い(サプライに戻して)ロケット1つを次の空いている目的地へ移動させることができます。
・これはいずれのロケットについても行うことができ、あなたは移動後の目的地を訪問することもできますし、単にロケットを別の目的地へ遠ざけることも可能です。
・1回の手番で複数の急行パスを使い、複数のロケットを移動させることもできます。

偵察ロボとコントローラー
・偵察ロボは、あなたのそばにいて手助けをする、信頼できるエクスプローラーロボットです。
・アストラルアーケードを訪問したプレーヤーは、コントローラーを獲得し、偵察ロボをあなたが選択する別の目的地へ送り込むことができます。
・偵察ロボが置かれた目的地をいずれかのプレーヤーが訪問すると、コントローラーを持っているプレーヤーはサンクリスタル1個か、急行パス1個をサプライから得ます。コントローラーを持っているプレーヤーが偵察ロボのいる目的地を訪問しても同様です。
・このボーナスは、訪問を受けた目的地のアクションの実行前に得ます。
・偵察ロボの動きは、ロケットの移動には影響しません。

※バッジカードの説明
・クリスタルコスト
・バッジのイラスト
・能力
・探検ポイントの褒章
・タイプ

バッジの達成
・アウトポスト13を訪問すると、手札にあるバッジを1枚達成することができます。
・バッジを達成する場合、バッジに描かれたクリスタルコスト分のクリスタルを消費して、バッジカードを表向きにして自分の間の前に置きます。
・これにより直ちにそのバッジカードに描かれた探検ポイントと、即時あるいは継続的に適用される能力を褒章として得ます。
・達成されたバッジカードは、下段の探検ポイント、タイプ、能力を確認できるような重ね方で置くことができます。
・追加の探検ポイントをもたらす種類のバッジカードについては、必要であれば、それを記録するために探検ポイントトークンを使うことができます。

ゲームの終了
・プレーヤーのうち一人が探検ポイントを20以上得た場合、全てのプレーヤーの手番が同じ回数になるように、そのラウンドの最後まで行います。最後のプレーヤーはファーストプレーヤーマーカーを持つプレーヤーの右側のプレーヤーになります。
・最も探検ポイントを持つプレーヤーがスペースパークの勝者になります!
・ポイントが同数の場合は、より多くのクリスタルを持つ方が勝者です。
・クリスタルも同数の場合は、より後手番のプレーヤーが勝者になります。

ルールの詳細
・クリスタルと急行パスについて
それらは獲得すると、そのプレーヤーの目の前に置かれます。使用・変換する場合、それらは共通サプライに戻されます。もしサプライに獲得したいトークンがない場合は、それがあなたである場合を除き、そのリソースを最も持っている他のプレーヤーから受け取ります。最多数のプレーヤーが複数の場合、あなたがいずれのプレーヤーから受け取るか選択できます。

・バッジカードについて
手札枚数に上限はありません。あるタイプのバッジカードについて+1探検ポイントを褒章とするバッジカードは継続的な効果を持ちます。禁じられた(Forbidden)バッジカードは、常にすべてのタイプとして数えます。

・探検ポイントトークンについて
数に上限のないリソースとします。まれにトークンを使い切る場合がありますが、その場合は何らかの他の手段で記録してください。

・偵察ロボとコントローラーについて
コントローラーによるボーナスは目的地のアクションの実行前に得ることになるため、その目的地のアクションを実行するためにボーナスとして得たサンクリスタルを使うこともできます。サンクリスタルを持たなければ訪問できない目的地を訪問することもありえます。

・目的地について
SLSでバッジカードを得て、手札へ入れる場合には、それを他のプレーヤーへ見せる必要はありません。目的地のアクションを実行するためのリソースを持っていない場合には、その目的地を訪問することはできません。例えば、あなたがアウトポスト13でバッジカードを達成するために必要なクリスタルを持っていない場合、あなたはアウトポスト13を訪問することはできないのです。

※ソロモードルールは後日加筆予定。
posted by tennkyuu at 00:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月12日

MAYA 〜 「かこマジョ」について

(この記事は「ボドゲ紹介 Advent Calendar 2020」用です。)


皆さん,お疲れさまです,tennkyuuです。
こんなへんぴな場所までお越し頂き大変恐縮です(緊張気味)。


唐突ですが

2020年で個人的に一番のゲームは「MAYA」でした。

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でした。


今年ももう残りわずかなので「でした」と言い切って良いでしょう。


いま現在,海を渡り我が家に向かっているブツが
まだ見ぬ傑作である可能性もありますが,
MAYAの前ではそんなことはどうでもよいことです。



2020年で一番のゲーム,それは「MAYA」でした(早くも二度目)。

タイトルですでに他のゲームと一線を画しています。



あの何千年もあんな感じこんな感じで栄華を誇った(よく知らない)
「マヤ文明」のすべてを包摂し,検索避けや過去作との混同すらおそれない,
そう,オレがマヤ文明並みに一時代を築くのだという気概にあふれたタイトルです。



正直言えばもうひと工夫欲しかった。



MAYA,それは毀誉褒貶相半ばするホワイトゴブリンからの刺客。

ホワゴブと聞くだけで頭が割れるようにイタイという
ボードゲーマーもいらっしゃるかもしれませんが,
このホワゴブはそんなイメージを払拭するでしょう。






さて,MAYAの魅力に迫りましょう。


ひとつめー デザインがいい

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鮮やかな色使いが目を惹きます。

女性ウケもなかなかです(サンプルは妻のみ)。





ふたつめー ルールが簡単明瞭

※ここからが本論です。




MAYAは陣取りです。


てらいのないシンプルなルールで迫ってきます。

同じマヤモノのツ○ルキンのようなヘヴィネスを期待すると肩すかしを食らいます。

ちなみにツォ○キンは不得手です。



手番では作物の描かれたタイルを,手元から置いていきます。

じゃがいも,コーン,コショウのほか,スクワッシュというピーマンに似た作物です。


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同種類なら持っている限り何枚でも置けます。

集中的に作業したくなる日ってあるよね(突然のタメ口)。

今日は書類整理の日だ!,とか。アポ電の日だ!,とか。


そんなノリで「今日はじゃがいもの日いぃぃ!」などと宣しながら置きましょう。



作物はタイル1枚あたり,1個または2個描かれています。


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作物で寺院を囲みます。


囲んで囲んで閉じきったら,そのエリアの決算です。


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エリアに接する作物の多さをプレーヤー間で比べ合い,
最多数と2位までに得点が入ります。

大きいエリアになるほど高得点です。


このあたりの駆け引きが熱いのです。



以上,MAYAの魅力でした!

二つしかありません。


でもそれで十分なのです。

人間だって2つ良いところがあれば,だいたい好人物でしょう。


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さて,本記事の副題にもなっている「かこマジョ」についてです。

造語です。

造ったのはもちろん私です。



最初MAYAのルールを読んだときに,ズッキューーーン!と胸を打ち抜かれる感覚がありました。

私の心のボドゲギターのストリングスをかき鳴らし,毛髪が溶けてしまうくらいに顔を上気させるほどの興奮をもたらすゲームだと直感的に感じたのです。


なぜそうなっちゃうんだろう,病気かな・・と思いつつ原因を調べてみました。


みんな大好き「ボードゲームギーク」(以下「BGG」)でMAYAの「Mechanisms」(ゲームの基本構造のような項目)を確認すると,「Area majority」のほか,「Enclosure」という分類があることに気付きました。


BGG「Enclosure」説明ページはこちら
https://boardgamegeek.com/boardgamemechanic/2043/enclosure


「Enclosure」とは直訳すると「囲い込み」「包囲」みたいな感じでしょうか(良訳求む)。

説明の機械訳 →エリアエンクロージャーゲームでは、プレイヤーは駒を配置したり移動したりして、駒で連続するエリアを囲んだり、カバーしたりします。最も古くて有名な囲碁はもちろん囲碁ですが、もっと新しい例もたくさんあります。エリアエンクロージャーがエリアマジョリティと異なるのは、プレイヤーがプレイ中に碁盤上に実際にエリアを作成するのに対し、エリアマジョリティでは、実際のエリアは事前に存在しており、プレイヤーはそのコントロールを競い合うだけだからです。


なるほドー。

「マジョリティを争うエリアの形成をプレーヤーに委ねるのがEnclosure」なのね。



そして,「Area majority」に「Enclosure」のメカニズムが加わるとどうやら私はホゲホゲゲゲとなってしまうようなのです。


同様の条件検索をかけると・・・


テラノバ

ラ・ストラーダ

キングダムビルダー


などがヒットします。ぜんぶ当たりです。



ここに「Area majority」に「Enclosure」を加えたゲームについては,
すべて「かこマジョ」と分類,呼称し,私はなんの条件も付けず傑作認定することを宣言します。


BGGのMechanismsから,自分の嗜好を探ってみる,たどり着いたゲームを遊んで確認する。


そんなボードゲームの楽しみ方を一つ見つけました。

「いやそんなこと皆やってるってば」というスレたベテランの皆さんも,今一度検索してみて下さい。

自分も知らなかった好みが分かるかも知れませんよ。うふふ。





長々と書きましたが特にオチはありません。

お読み下さりありがとうございました。
posted by tennkyuu at 15:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする