ボードゲーム関連の告知、報告、雑記。

2020年12月12日

MAYA 〜 「かこマジョ」について

(この記事は「ボドゲ紹介 Advent Calendar 2020」用です。)


皆さん,お疲れさまです,tennkyuuです。
こんなへんぴな場所までお越し頂き大変恐縮です(緊張気味)。


唐突ですが

2020年で個人的に一番のゲームは「MAYA」でした。

pic5171182.jpg


でした。


今年ももう残りわずかなので「でした」と言い切って良いでしょう。


いま現在,海を渡り我が家に向かっているブツが
まだ見ぬ傑作である可能性もありますが,
MAYAの前ではそんなことはどうでもよいことです。



2020年で一番のゲーム,それは「MAYA」でした(早くも二度目)。

タイトルですでに他のゲームと一線を画しています。



あの何千年もあんな感じこんな感じで栄華を誇った(よく知らない)
「マヤ文明」のすべてを包摂し,検索避けや過去作との混同すらおそれない,
そう,オレがマヤ文明並みに一時代を築くのだという気概にあふれたタイトルです。



正直言えばもうひと工夫欲しかった。



MAYA,それは毀誉褒貶相半ばするホワイトゴブリンからの刺客。

ホワゴブと聞くだけで頭が割れるようにイタイという
ボードゲーマーもいらっしゃるかもしれませんが,
このホワゴブはそんなイメージを払拭するでしょう。






さて,MAYAの魅力に迫りましょう。


ひとつめー デザインがいい

pic5199443.jpg


鮮やかな色使いが目を惹きます。

女性ウケもなかなかです(サンプルは妻のみ)。





ふたつめー ルールが簡単明瞭

※ここからが本論です。




MAYAは陣取りです。


てらいのないシンプルなルールで迫ってきます。

同じマヤモノのツ○ルキンのようなヘヴィネスを期待すると肩すかしを食らいます。

ちなみにツォ○キンは不得手です。



手番では作物の描かれたタイルを,手元から置いていきます。

じゃがいも,コーン,コショウのほか,スクワッシュというピーマンに似た作物です。


EXetv0lU4AE71Ka.jpg



同種類なら持っている限り何枚でも置けます。

集中的に作業したくなる日ってあるよね(突然のタメ口)。

今日は書類整理の日だ!,とか。アポ電の日だ!,とか。


そんなノリで「今日はじゃがいもの日いぃぃ!」などと宣しながら置きましょう。



作物はタイル1枚あたり,1個または2個描かれています。


EVpnKiyUwAEnf2u.jpg



作物で寺院を囲みます。


囲んで囲んで閉じきったら,そのエリアの決算です。


pic5171174.jpg


エリアに接する作物の多さをプレーヤー間で比べ合い,
最多数と2位までに得点が入ります。

大きいエリアになるほど高得点です。


このあたりの駆け引きが熱いのです。



以上,MAYAの魅力でした!

二つしかありません。


でもそれで十分なのです。

人間だって2つ良いところがあれば,だいたい好人物でしょう。


EVpnKiMUcAg8lZ8.jpg





さて,本記事の副題にもなっている「かこマジョ」についてです。

造語です。

造ったのはもちろん私です。



最初MAYAのルールを読んだときに,ズッキューーーン!と胸を打ち抜かれる感覚がありました。

私の心のボドゲギターのストリングスをかき鳴らし,毛髪が溶けてしまうくらいに顔を上気させるほどの興奮をもたらすゲームだと直感的に感じたのです。


なぜそうなっちゃうんだろう,病気かな・・と思いつつ原因を調べてみました。


みんな大好き「ボードゲームギーク」(以下「BGG」)でMAYAの「Mechanisms」(ゲームの基本構造のような項目)を確認すると,「Area majority」のほか,「Enclosure」という分類があることに気付きました。


BGG「Enclosure」説明ページはこちら
https://boardgamegeek.com/boardgamemechanic/2043/enclosure


「Enclosure」とは直訳すると「囲い込み」「包囲」みたいな感じでしょうか(良訳求む)。

説明の機械訳 →エリアエンクロージャーゲームでは、プレイヤーは駒を配置したり移動したりして、駒で連続するエリアを囲んだり、カバーしたりします。最も古くて有名な囲碁はもちろん囲碁ですが、もっと新しい例もたくさんあります。エリアエンクロージャーがエリアマジョリティと異なるのは、プレイヤーがプレイ中に碁盤上に実際にエリアを作成するのに対し、エリアマジョリティでは、実際のエリアは事前に存在しており、プレイヤーはそのコントロールを競い合うだけだからです。


なるほドー。

「マジョリティを争うエリアの形成をプレーヤーに委ねるのがEnclosure」なのね。



そして,「Area majority」に「Enclosure」のメカニズムが加わるとどうやら私はホゲホゲゲゲとなってしまうようなのです。


同様の条件検索をかけると・・・


テラノバ

ラ・ストラーダ

キングダムビルダー


などがヒットします。ぜんぶ当たりです。



ここに「Area majority」に「Enclosure」を加えたゲームについては,
すべて「かこマジョ」と分類,呼称し,私はなんの条件も付けず傑作認定することを宣言します。


BGGのMechanismsから,自分の嗜好を探ってみる,たどり着いたゲームを遊んで確認する。


そんなボードゲームの楽しみ方を一つ見つけました。

「いやそんなこと皆やってるってば」というスレたベテランの皆さんも,今一度検索してみて下さい。

自分も知らなかった好みが分かるかも知れませんよ。うふふ。





長々と書きましたが特にオチはありません。

お読み下さりありがとうございました。
posted by tennkyuu at 15:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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